
子供の英会話いつ始める?
の中で、
日本は、EFL環境《=英語が公用語の一つという位置づけでなくあくまで学習言語であり、日常では使う必要がない環境》にあり、日本語だけで生活の全てが事足り、高等教育も全て日本語で受けられる中で、子ども達が他の語学を使用言語としていくのは、容易ではないとお話致しました。
EFL環境では、一番の言語学習のネックは、継続できるか?の一言につきます。
現在の英会話学校・オンライン英会話では、さまざまな国籍の先生から選べ、時間の融通もきき、学習の継続がしやすくなるサポートが沢山用意されています。自分のニーズに合い、相性がよく、丁寧に伸ばしてくれる先生を見つけることで長い英語の学習期間がもっともっと有意義になります。
先生についてですが、こちらも選ぶ基準は色々です。
①アクセント
日常で一番良く聞くアクセントが自然と身に付いていきます。また、日常語や表現についても、米語と英語だけ比較しても、かなり違います。個人のニーズにカスタマイズして考えましょう。
②流暢さ
英語はいわゆる世界の共通語のようなものですが、”ネイティブ”が非常に多い言語というわけではありませんし、ネイティブにも色々な方言の人がいます。多少ジャパニーズアクセントがあっても、しっかり自信を持って話せるようになることを重視する場合は、しっかり英語教育への知見があれば、
英語を第二言語としている先生でもまったく問題ありません。
二つの言語を持つことで、子どもは、
●実質的に直接自分が触れて理解できる情報が多くなるので、視野が広がり、さまざまな価値観から、場面に応じて、最も良いことを抽出できるようになります。
●また、国際化の中で言語力が追いつかないために、怖じ気づくことなく、素晴らしいアイディアを共有していく発信者になることができます。
●よりいっそう自分のルーツとなる文化や母語に対して関心を深め、全体の調和と個としてのバランス感覚を、より深いところで熟成させていくことができます。
言語習得は、母語と並んで長い期間、おつきあいしていくことになります。始めるのに最適な時期も、一人一人の子どもにあった学習スタイルも、ご家族の関わり方や環境に大きく左右されますから、あまり、開始年齢にとらわれ過ぎずに、色々な学習方法を柔軟に駆使しつつ、お子さんが楽しく、英語に触れる時間を毎日の習慣にしていける工夫をしていきましょう。
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