
0~2歳 『耳の黄金期』
言語一般への順応性が最も高い時期の0~2歳。
まだこの年齢の子ども達の集中力は長く続かないので、この時期には絵本の読み聞かせやCDに合わせて一緒に歌ったりし、親子の関わりを通じて日常の中で英語に親しむ時間にすると良いと思います。
英語のDVDなど映像を見る場合は、ただ画面を見ているだけでなく、
何が起こっているのか?
言葉の意味を理解できているか?を見ながら使うようにしましょう。
hearing / listeningを混同せず、保護者との関わりの中での言葉としての家庭英語が最も望ましい時期です。
【3~4歳】母語の伸びが著しい
日本語にない音は似た音に置き換えて聞くようになってくる時期。
外国語への心理的な壁はまだあまりないようですので遊び感覚で身体を動かしたり、簡単なゲームをしたりして友だちと英会話教室などの豊富なレッスンに喜んでするようになります。
3~4歳はまだ人と人のコミュニケーションがとても大切な時期ですのでそこを重視して、講師はネイティブの場合も日本人の場合も、それぞれの教え方のメソッドや相性の観点から選ぶと良いでしょう。
日本人講師の中にも殆どネイティブに近い発音の先生も多く、CDなども併用して家庭での英語のフォローに力を入れているケースが沢山ありますので、いくつかの教室を良く比較してみる事をおすすめします。
この時期は、日本語と混乱する心配も殆どなく、第二言語としての英語を身につけるには最適な時期!!
ですので、子どものモチベーションの維持に注意を払い、家族やお友達、先生と「楽しみながら身につけていける」コミュニケーションの基礎を作りましょう。
【5~6歳】日本語の基盤が完成する時期
この時期に英語を初めて導入すると子どもにとっては、「英語=学習のための言語」という位置づけからのスタートになります。
英語でコミュニケーションを図ろうとすると、知的な発達と自発的な言語表現の乖離を感じるため、関心が薄くなりがちで継続の方法について頭を悩ませやすいかもしれません。 英語そのものでなく知的好奇心を刺激するような、英語 「で」 何かを学ぶことに意識を向ける工夫をするなどして、英語=外国語という心理的壁を低くするような環境を用意しましょう。
それぞれのお子さんによって異なりますが、本人があまりスピーキングなどに積極的でない場合、強制して英語嫌いになるケースも多いのでインプット量を確保し、聞き貯めていく時期として捉えることも大切なことです。家庭で多読多聴を一緒にして、親子の時間をとることも効果的です。
★この時期までに英語が日常にある環境を用意し、自然な英語のインプットが習慣づけられていると、その後の英語学習で4技能間のデコボコに苦労することは殆どないでしょう。
【7歳〜12歳】家庭と学校と英語学習のバランスが重要
小学校に上がる年齢からは学校の活動や他の習い事などの関係で、家庭で過ごす時間がより限られてきます。 6歳くらいまでにせっかく毎日の英語学習のリズムを作っていた場合でも、日常でのインプット量が極端に下がってしまうこともあります。
言葉は使わなければ身に付かない・簡単に忘れてしまうものです。
なんだかんだと英語が後回しになってしまえばいつの間にか出来ていたことも忘れ、それに伴ってやる気も減少してしまう悪循環にハマってしまうことも。
通学時間と経済的負担の軽減・インプット量の確保を同時に行う為には、オンライン英会話などで、相性の良い先生を見つけることが一つの解決策になるのではないでしょうか。 この年齢は、学校の授業にも慣れており十分な集中力とコミュニケーションが出来るようになっています。
そばでふれあいながらの関わりでなくても会話に集中でき、自発的な発言も増え、自分に合う学び方も自覚できるようになってきます。 成長とともに年齢に応じて、「言語以外の部分で出来るようになったこと」を最大限生かしインプットばかりでなく、アウトプットも同時に行える方法を模索していきましょう。
コメントを残す